観心寺の紅葉

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塔のシルエット 當麻寺の紅葉


 弘法大師の高弟が建立した密教寺院。日本で唯一北斗七星を祀っている・・ということはすでにあれを北斗七星と呼んでいたのか?

しかし、そのころはまだ星が・天が動いていたのだろうか?それとも弘法大師は天地不動の境地を見極めていたのかも?・・・

  奥に見える金堂 室町初期 国宝

古建築の三様式(和様・禅宗様・大仏様)全てを含む折衷様式。

どこが何様式なのか私は忘れましたが、興味のある方はぜひ。

右側には百日紅(サルスベリ)。夏来てもきれいです。

   

建掛塔(たてかけのとう) 重文

三重塔になるはずだった建物。

楠木正成が討死のため未完成のままの珍しい「塔」。

茅葺屋根を取っ払ってしまって今にも工事が始まりそう。

正成の無念さが現在も伝わってくるような・・・心残りな塔

   

建掛塔から金堂を見る

左、金堂は昭和59年大修理でまだきれい。

本当は中央の紅葉が見事なのですが・・・

   

拝殿

この向こうに後村上天皇(後醍醐天皇皇子)御旧跡がある。

約10ヶ月ここで日本の政治を執行されたらしい。

H13年勤労感謝の日。夕暮れ時でしたが、たくさんの人が紅葉を観に訪れていました。